星と大河はさざ波に揺れる

あなたが思っている「使命」と、みんなが思っている「美容師」は、もしかするとまるっきり違うかもしれない。そうやって想像すると、ちょっぴり変な感じがしない?

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笑顔で泳ぐ姉妹とアスファルトの匂い

太宰治の人間失格を読み切って、葉ちゃんの想いも分からなくはないな〜と考えた。
葉ちゃんは、生活するうえで誰しも抱いている価値観を、多く持ち合わせている。
それを、自分自身に隠さないでお酒だったり女性だったりで発散させる。
最後は、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
その部分で、主人公の葉ちゃんは器用ではないんだと、絶対気の毒になってしまう。

暑い土曜の昼はひっそりと
海辺に私たちは、在住しているので、津波被害を父が懸念している。
ことのほか大震災後は、海と家がどのくらい隔たっているのかとか地理的に高い場所は家の近辺にあるのかとかもの言う。
私と妻だって憂慮しているのだけれど、気軽に金額的にいける賃貸も見つかるわけではない。
それでも、本当に高波がくるとなってしまった時に避難するラインを決めていないといけないと思うけれど、湾沿いしか道がないので、ちゃんと想定してみたら危険だということがよくわかった。

夢中で熱弁する子供と霧

セミ鳴き声も聞こえなくなった夏の晩。
少年は縁側に座り、西瓜をかじっていた。
スイカをかじっては種を庭に向かって吐き出していると、ときどきタネが遠くまで飛ばず、自分の足に落ちたりしていた。
傍に置いた蚊取り線香の匂いと、扇風機を浴びる蒸し返す夜、それから口いっぱいの西瓜。
少年はそれらを感じながら、明日は何をして遊ぼうかな、と夜空を見上げた。

ゆったりと話すあの人と失くしたストラップ
夕食時に、キリンビールを飲むのが習慣になっているけれど、最近はビールの後にワインを飲んでしまう。
もちろん、次の日に外に出かける仕事がない時に限るけれど。
実家を出ていた時に、家の近くで酒屋を見つけて、父の日のために買ったことがある。
私は若干見栄を張る癖があるので「1万円以上のワインを探しています」などと話して。
実家にプレゼントした、ワインが1万円ほどしたことを我慢できずに話すと、父は気まずそうに「・・・うん、何かが違う」と言ってくれた。
他に感想はないようだった。
この一件で、特にワインの値段にはこだわらなくなった。
あー幸せだと感じるお酒だったら、値段や質にはこだわらないと決めた。

寒い休日の夜明けにひっそりと

海がめちゃめちゃ近く、サーフィンの場所としてもめっちゃ有名な場所の近所に住んでいる。
なので、サーフィンをしている方はすごく多くいて、仕事の前に朝少し行くという人もいます。
そんなふうに、サーフィンをしに行く方々が多数いるので、いっしょに行こうと言われることがとてもあったのですが、毎回毎回断っていました。
その理由は、私が、運動神経が悪く、泳げないからだ。
けれども、しかし、泳げなくてもサーフィンはできると言われ、サーフィンをしてみたけれど行ってみたところは初心者じゃない人が乗る場所で、テトラポッドが左右に設置されていて、スペースが狭い浜辺でした。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

月が見える水曜の朝に散歩を
一昨日は、久しぶりに大雨が降った。
サビキ釣りの約束を釣り仲間としていたのだが、雷までなっているので、さすがに危なくて行けなかった。
確認したら、雨がやんだので、やっぱり行こうということになったのだが、釣りに行く道具の準備を終えて、行ってみたら雨が降ってきた。
天気のよい休みにと言って釣り道具を片づけた。
明日からは晴れみたいだ。
その時は、今度こそ予定を立てて行ってみる。
天気のよい休みにと言って釣り道具をなおした。
明々後日からは晴れらしい。
その時は、今度こそ行ってみよう。

怒ってダンスする彼と俺

嫌われ松子の一生というドラマが放送されていましたが、見ていた方もいたと思います。
わたしは、ドラマは見なかったけれど、中谷美紀主役でシネマがクランクインされたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量の悪さゆえでもありますが、恵まれてるとは言えない環境にて生きながらも、幸せに暮らしています。
周りから見ると、不運かもしれないけれど夢を捨てません。
幸せになることについて、貪欲なんです。
すごく、好感を感じました。
自分だって幸せになる権利はあるのに、そうなるといけない事のように感じる。
などという、意味の分からない状態だった子どもだった私は、映画の間、明るくなりました。
それくらい、明るい映画なので、おすすめです。
あと、中谷美紀は、先生役でも、中洲のソープ嬢でも、美容師を演じても、何をしても綺麗でした。

自信を持って熱弁する姉妹と夕焼け
鹿児島市に引っ越してみて、墓にいつも、献花をやっている人がいっぱいいることに仰天した。
お歳をめしたの主婦の方は、日々、墓所に花をやっていないと、近辺の目が心配らしい。
いつも、生花をなさっているので、毎月の花代もめちゃめちゃばかにならないらしい。
毎日、近くの年配の主婦の方は墓に集まって菊をあげながら、歓談もしていて、お墓の重苦しい雰囲気はなく、まるで、人がひしめく児童公園みたいに陽気な空気だ。

一生懸命踊る君とぬるいビール

よく一緒にいるチカコは頭がキレる。
頭が良いんだなーと感じる。
何としてでも他者を裁いたりはしない。
何コイツ!?と思っても、少しでも相手の考えも重視する。
だから、視野が膨らむし、強くなれるのだ。
意見を主張し通すよりも、この方が彼女にとって優先なのかもしれない。
自分が傷つかなくてすむやり方、悲しい思いをしても経験値にするやり方をとても理解している。

風の無い平日の晩は昔を思い出す
何年か前、短大を出てすぐの時、仲良しの3人で船に乗って釜山にツアーに向かった。
初の日本以外の国で、ロッテホテルにしばらくの滞在だった。
メインストリートをいっぱい歩いて、ワクワクしてたけれど、しだいに道に迷ってしまった。
日本語はもちろん通じないし、韓国語も全然通じなかった。
そしたら、韓国人のサラリーマンが素晴らしい日本語で戻る方法を伝えてくれた。
今より若いころに東京に滞在して日本文化の勉強をしたらしい。
そのことから、また、楽しい旅行をすることができた。
帰る日、バスで道を教えてくれたその人になぜかばったり会った。
「来てくれてありがとう」と言われたので、私たちはこの国が好きになった。
いつも休みを合わせて韓国観光が恒例だ。